内容説明
哲学には全世界を変える力がやどる。哲学者と作家の対話。
目次
第1章 現代哲学とは何か(「哲学」という言葉;哲学と思想のちがい ほか)
第2章 同時代の哲学(ヨーロッパ内部の相互関係;哲学の体系化 ほか)
第3章 マルクス主義のゆくえ(マルクス主義諸派の哲学的位置;通俗と啓蒙について ほか)
第4章 現代哲学のたたかい(スペイン市民戦争への関心;人民戦線の成立とその内部矛盾 ほか)
著者等紹介
五木寛之[イツキヒロユキ]
1966年『さらばモスクワ愚連隊』でデビュー。『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞。長編小説『親鸞』で毎日出版文化賞特別賞。その他、評論、エッセイなど多数
廣松渉[ヒロマツワタル]
1933年~1994年。『ドイツ・イデオロギー』におけるマルクスの思想が、それ以前の『経済学・哲学草稿』の疎外論から、後期の物象化論へ思想的転換が起こっているとの独自の見解を展開し、マルクス研究の画期的な地平を切り拓く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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