内容説明
本書は、山陽新幹線の連続事故に触発されて、同新幹線の安全がいま危機的な状況にあること、同新幹線の再生のためには何をなすべきか、また、新幹線の安全確保のためには何が必要か、などを明らかにするために書き下ろされたものである。
目次
第１章 新幹線の時代
第２章 新幹線の保安システム
第３章 過去の新幹線事故
第４章 山陽新幹線の連続事故
第５章 山陽新幹線が危ない
第６章 鉄道事故の再発防止を求めて
終章 新幹線の安全を確保するために
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
4
例え安全宣言が出されたとしても、そもそもそれをチェックした人間が正しい知識を持っていなければその宣言も実効性に欠けるものとなる。そして、急いで全線をチェックしようと思えば、知識を持った人間が多数必要になる。しかし、そのような専門知識を持った人間が都合よく多数いるわけはない。2014/09/09
