北条時宗と日蓮・蒙古襲来―末世・乱世・大難を生きる

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784792710118
  • NDC分類 210.43
  • Cコード C0021

内容説明

末法の世といわれた鎌倉時代、日本は未曾有の大難に見舞われた。2度にわたる蒙古の襲来である。この大難に立ち向かった若き指導者北条時宗。そして、この乱世・末世に真の仏法を打ち立てようとした僧日蓮の波乱なる生涯と教え。それは多難多極の21世紀を生きる現代の人々にも必ずや道標・指針となるであろう。

目次

第1章 北条時宗と日蓮(時宗の誕生;幼年時代―天変地異はじまる。時頼執権辞任;元服―天変地異つづく ほか)
第2章 蒙古襲来の前夜(クビライ、国書を日本へ送る;クビライの国書、日本到着―時宗、執権となる;日蓮予言的中、幕府首脳に諫言 ほか)
第3章 文永の役(元・高麗の連合軍、対馬・壱岐などを襲撃;元・高麗の連合軍、九州本土へ上陸―竹崎季長らの奮戦;日本軍苦戦、しかし元軍撤退 ほか)
第4章 弘安の役と日蓮・時宗の終焉(南宋滅亡―隆将范文虎、宋の旧臣を日本へ送る;高麗の政情―国王と洪茶丘の対決;時宗の専制固まる ほか)

著者等紹介

尾崎綱賀[オザキツナヨシ]
1953年東京に生まれる。’78年立正大学大学院文学研究科史学専攻修士課程修了。本来はアメリカ史学専攻で、トマス=ジェファソンに関する論文がある。近年は、宗教、特に大乗仏教の教学・歴史などに関心を寄せている。日本歴史学協会会員、日蓮宗善立寺檀信徒。著書に「日蓮」(’99年)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品