内容説明
本来の危険な思想を隠ぺいしながら、日本国民に共産主義を植え付けようと暗躍する左翼たち。
目次
1章 反安保運動とSEALDsの秘密
2章 60年安保・70年安保と共産主義の脅威
3章 日本共産党はなぜ強いのか?~野坂参三と宮本顕治
4章 「暴力革命」の血塗られた歴史―日本共産党の裏面史
5章 戦前・戦後日本のマルクス共産主義の思想水脈
6章 マスメディア・教育・労働分野で左翼・共産主義勢力はなぜ蔓延るのか
7章 「国際謀略」としての左翼共産主義
8章 戦後「劣化左翼」はなぜ「劣化」したのか
著者等紹介
山村明義[ヤマムラアキヨシ]
作家・ジャーナリスト・神道研究家。昭和35(1960)年、熊本県生まれ。早稲田大学卒業後、金融業界誌を含む出版社などの勤務を経て、平成2年に独立。現在まで、作家・ジャーナリストとして、政治・経済・外交・宗教・歴史分野などをテーマに、幅広く活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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軍縮地球市民shinshin
12
共産党をめぐる戦前戦後史。共産党というのは武力革命をかつては標榜していて、その方針を止めるたら、それに反発して新左翼が誕生し、さらにそれも内ゲバで内部分裂していった…という内容。レーニンやスターリン、毛沢東の批判はあるが、その大元のマルクスの理論に欠陥があることには左翼はなかなか認めない、などその通りと思った。理論に強い左翼というイメージがあるが、その「総括」はしていないというのもその通りと感じる。今はそういった歴史を知らない若い人たちの一部がシールズなんかを結成しているというのも頷ける。2016/05/06
やす
3
内ゲバ怖いね((((;゜Д゜)))2016/06/15
Naoki Maeda
3
共産党の歴史と影響を受けたマスコミがどのように情報操作をするかがわかりやく書いてあります。現在のシールズのデモがどういう構造になっているか知りたい人にはお勧めです2016/05/31
たろーたん
2
山口二郎「安倍に言いたい。お前は人間じゃない!叩き斬ってやる!」、香山リカ「馬鹿野郎!お前!死ね!豚野郎!」の発言が最初に取り上げられていた。左翼は、現実的な具体的方法もなく、「安保法制反対」「憲法改悪反対」「人権を守れ」「民主主義を守れ」「平和を守れ」と言い、観念にとらわれている。そのため、著者曰く、左翼層は「著しく知的レベルが低下している」らしい。「戦争に反対だから戦争に反対する」「憲法改正に反対だから憲法改正反対」では論理になっていないようだ。(続)2025/10/26
Kazuo
1
分かりやすくていいと思います。著者は心の優しい人だと思います。「マルクスにも間違いはあった」。マルクスの著作は、間違いというより、金目当て、売名目的の単なる妄想小説だったのではないでしょうか。2016/08/16




