目次
第1章 空の前線の心霊譚(パイロット志願;操縦教育 ほか)
第2章 硫黄島と八甲田山の呼び声(硫黄島の不思議な話;津本陽氏の体験 ほか)
第3章 心霊写真と祈祷所の老師(T‐4墜落事故と海底八百メートルの世界;下田の心霊写真 ほか)
第4章 UFOを操る「先生」(ブルーインパルスチームの交代期;仙臺四郎様を敬う仙台市民 ほか)
第5章 「全島墓場」の沖縄で(沖縄での任務と東北の古代ロマン;沖縄に着任 ほか)
著者等紹介
佐藤守[サトウマモル]
1939年、樺太生まれ。防衛大学校卒業後、航空自衛隊へ入隊。戦闘機パイロットに。第3航空団司令、航空教育集団司令部幕僚長、第4航空団司令、南西航空混成団司令などを歴任。97年、空将で退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
澤水月
9
昭和14年生、3800時間飛行、主に教官畑。制服上官からの不思議話は珍しい。しかし題は自身のことでなく主に部下の体験。読み所硫黄島は(立場がなくては行けない!!)皮肉にも米映画で再注目を浴びたが何と英霊の遺骨にそのままコンクリ流し滑走路にしてる…つまり訪れるだけで「踏む」…これはヤバい。科学土建見張り皆さん普通に半透明な兵士と起居ともにしてるそう。あとは虫の知らせ、心霊写真や霊能者に会った話…科学定義「ネットによると」で何頁もは参った、ウィキ? なぜ青林なんだろ…別の著書が「金正日は日本人だった」…御巣2014/08/04
T坊主
3
1)今私達がこのような生活ができるのも、先の大戦で亡くなられた多くの人達の犠牲の上に立っている事を思い知らされた。2)氏が体験した数々の体験の記録。これを通して最新の科学技術の粋を詰めた戦闘機のパイロットとしても人知には限界があり、絶対とか完全はあり得ないという事に至った。2)日本国民の先頭に立つ首相をはじめとして、政治家たちの最重要課題は国の為に犠牲になった多くの英霊に心から感謝の誠を捧げることに尽きる。3)日本は品から漢字、インドから宗教、そして欧米から物質主義というひどい濁りを入れてしまった。2014/12/14
Asc144
0
世間一般の常識、固定観念、既成概念、絡み合って凝り固まった何かを解きながら問いかけるような印象を受けた本。面白いです。2015/05/29
双海(ふたみ)
0
拝借した本。