内容説明
明智光秀は謀叛者に非ず!戦国時代最大の謎、本能寺の変―その事実は為政者によって、徹底的に秘匿され、改竄されてきた。資料の裏側に深く沈められた幽玄の真相を炙り出すことにより浮かび上がってきた驚嘆の事実。
著者等紹介
山口敏太郎[ヤマグチビンタロウ]
本名・間敏幸。1966年、徳島県徳島市生まれ、神奈川大学慶事学部卒。96年、学研「ミステリーコンテスト」で「妖怪進化論」を受賞。その後、京都酢屋主宰「坂本龍馬からの手紙」、富岡市役所主催「大石りくエッセー」など歴史関連の賞暦が続く。98年には仙台市主宰「七夕まつりドリームスターコンテスト・小説部門」でSF小説「夢で逢えたら」が受賞。『是非に及ばず』は小説家転向の第一弾である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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カナリヤ
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著者の書いたオカルトの本が面白かったので読んでみたが、単純に文章が読みにくかった。 この著者はオカルト本に専念したほうが良いと感じた。2017/02/09
psychicer
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読んでてずっと鳥肌立ちっぱなし&ため息の連続でした。策略の裏に隠された策略、そしてそこに潜む真の策略、そこに秘められた当時の武将たちの思惑と秘密。かなり大胆な仮説、いや、これが真実なのか……。むしろこれを真実と考えたいが、そうなるとその後の歴史観すらガラリと変わってしまう、そんな作品。影武者徳川家康以上に衝撃的でした。2012/04/29