感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Toska
10
出版社：青林堂とあるのが今となっては泣ける。あんなことになるなんて…この本も、末期『ガロ』テイストを色濃く身にまとった化石のような内容。しかも、偉大な恐竜の化石の如く見る者を畏怖せしめる。混沌を具現化したような背景も圧倒的だが、この人は言葉のセンスが凄くいいと思う。2025/10/16
kasukade
1
東南アジア、中国などを色濃く描き、君悪くもセンス抜群な「眺めるマンガ」を描いてます。多分今描いたらこんな絵柄にはならなかっただろうなとおもうけど、それがわかるからこそこういうマンガが出版されててよかったとおもう。panpanyaさんがこれを現代風に描いてるように感じちゃう。2015/08/16
龍國竣/リュウゴク
1
東アジアを思い出す雑然とした街並み。油臭い場末の店。ひたすら右脳を刺激される。この本では一際絵を細かく丹念に描いて、言葉少なに見せている。電車に、バイクに乗って走り抜ける風景は圧巻だ。夢を見ているような心地好さ、不思議と気味悪くはない。 2012/09/17
渚にて
1
傑作。いつかみた夢の中を散歩しているよう。こんなにも素晴らしくアブない世界があったなんて・・・。
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