内容説明
近世~近代移行期アジア地域の社会集団の比較史と史料。新たな方法による国際共同研究の成果。
目次
序章 周縁的社会集団をめぐる対話と架橋(道頓堀周辺の社会=空間構造―周辺村方史料から巨大都市を照射する)
第1部 アジア諸地域の近代化をめぐる比較史(19世紀日本における牛、人間、そして「進歩」;水戸から来た天狗―1864年に越前に到来した内戦 ほか)
第2部 周縁的社会集団に迫る史料 史料の存在形態と比較史(近世インドの周縁的社会集団と史料―マラーティー語文書の世界;明治初期大阪の裁判記録にみる近世身分法違反と地域的支配慣習に関する法的判断 ほか)
第3部 下からの歴史 社会集団と個(近世大坂の都市域の拡大と隣接村への影響―堀江新地と難波村の境界に注目して;陣屋元村の都市化と人別・家数管理―和泉国泉郡伯太村を事例に ほか)
著者等紹介
塚田孝[ツカダタカシ]
大阪市立大学名誉教授
佐賀朝[サガアシア]
大阪公立大学大学院文学研究科教授
渡辺健哉[ワタナベケンヤ]
大阪公立大学大学院文学研究科教授
上野雅由樹[ウエノマサユキ]
大阪公立大学大学院文学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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