目次
第1章 はじめに(見慣れぬ陶器の出土;大坂出土品はデルフト陶器かマジョリカ陶器か?;その時、アジアは?ヨーロッパは?;ヨーロッパに捜索に行く前に)
第2章 初めて実見した本場・ヨーロッパのマジョリカ(大坂出土品の産地をもとめて(オランダ・ベルギー訪問 1994年)
鎖国期のヨーロッパ陶器の来た道
マジョリカ陶器のヨーロッパ伝播ルートを辿る大坂出土品持参の旅)
第3章 マジョリカ調査顛末記(マジョリカ陶器の基礎―本家イタリアのマジョリカ;イタリア・フランスの出土品と伝世品;消費地・制作地のマジョリカ(2005~2007年の調査)
カトリックとの関わりをキーワードに(ドイツ語圏)
イベリア半島のマジョリカ(スペイン・ポルトガル))
第4章 まとめと若干の考察―日本のマジョリカはどのような背景で生まれたのか(これまでの調査でわかったこと;誰が日本に色絵フォグリー文 アルバレルロを伝えたのか?;今後に向けて)
著者等紹介
松本啓子[マツモトケイコ]
1960年大阪府八尾市生まれ。1987年九州大学大学院文学研究科前期博士課程修了。現在、大阪市文化財協会主任学芸員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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