内容説明
近世初期の「京都」を舞台に日々とめどなく発生する「事件」に照射した日本推理小説の源流作品こんなに面白い作品がまだ眠っていた。
目次
1 『本朝桜陰比事』成立の背景―先行裁判物と『本朝桜陰比事』の位相
2 先行裁判物からの翻案―『棠陰比事』『板倉政要』との差異
3 都市の暗躍―“広さ”の恐怖
4 全章の整理―京都らしい話
5 被害者の「毒」―複合的人物形象と重層的作品
著者等紹介
杉本好伸[スギモトヨシノブ]
昭和26年1月4日京都市生まれ。50年3月慶應義塾大学文学部卒業。54年3月慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程修了。60年4月安田女子大学文学部日本文学科専任講師。平成8年4月安田女子大学文学部日本文学科教授。20年4月安田女子大学言語文化研究所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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