目次
第1部 十九世紀初頭の出版と流通―上総屋利兵衛の活動を軸に(上総屋利兵衛と貸本屋―寛政~文化期江戸戯作の一齣;上総屋利兵衛の読本出版)
第2部 江戸大坂の読本流通―本替・類板をめぐって(書物と地本の間―文化期後半の中本型読本をめぐって;読本の本替 ほか)
第3部 巷説・情話の読本史(伝奇と情話―『西山物語』を読みなおす;「春情」の目覚め―『桟道物語』から『環草紙』へ ほか)
第4部 読本と人情本の間(人情本の外濠―文政年間中本の一考察;暁鐘成『頓々拍子』小考 ほか)
著者等紹介
木越俊介[キゴシシュンスケ]
1973年石川県生まれ。2002年神戸大学大学院文化学研究科修了。現在、山口県立大学国際文化学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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