目次
第1章 アメリカ水法における水利用の権利とその法的保護(沿岸権の起源;沿岸権と専用権の共存法理;地下水の利用に関する準則;地表水の処理に関する準則;水質汚濁に対するコモン・ロー上の法的救済の理論)
第2章 わが国における水利用の権利とその分析(水利権の法的性質;慣行水利権の類型とその効力;環境のための水利用と水利使用許可制度;給水拒否の正当性をめぐる法解釈;給排水のための臨地使用権)
第3章 わが国における地下水と水源の保全に関する理論(地下水の法的性質;地下水の保全と利用の法理;水源保護のための差止理論;水資源の保全と差止請求)
終章 水資源の保全と利用に関する基礎理論―健全な水循環系の構築のために
著者等紹介
宮崎淳[ミヤザキアツシ]
1964年三重県に生まれる。1987年創価大学法学部卒業。1993年創価大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、創価大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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