目次
第1章 日本社会における「法化」論の射程
第2章 紛争解決システムの競合と連携―紛争の「法的解決」と「非法的解決」
第3章 「法化」以前の社会規範と紛争調整の仕組み
第4章 司法制度改革とADRの可能性―日常世界と法の世界の架橋を求めて
第5章 日本社会におけるADRの可能性―「納得のいく解決」を求めて
第6章 調停モデルの変容―仲裁型調停から対話促進型調停へ
第7章 対話促進型調停の可能性と限界―紛争当事者間の交渉力格差をめぐって
第8章 対話促進型調停の制度化可能性
著者等紹介
吉田勇[ヨシダイサム]
九州大学大学院法学研究科修士課程修了。九州大学産業労働研究所の助手から、熊本大学法学部の講師・助教授・教授を経て、熊本大学大学院社会文化科学研究科教授(法社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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