内容説明
広大・未知のイスラーム世界を言語・文化・宗教・文学の視点から多角的に解明する。新鋭の研究者たちによる新・イスラーム学のすすめ。
目次
1 イスラーム世界への旅(総論―イスラーム世界との出会い;イスラーム世界の旅・旅人・ことば)
2 イスラームの言語と文化(イランの生活を彩ることばと文化;古典詩歌と物語から読み解くペルシア世界;メディアのアラビア語;『歴史序説』にみるイブン・ハルドゥーンのアラビア語観)
3 イスラームの文化と芸術(現代アラブのメッセージソング―民族・国家・イスラーム;トルコの話しことばと伝統芸能;トルコの美術と書道)
4 異文化の中のイスラーム世界(中華とイスラームのはざまで―中国ムスリムの「小経」と「ハン・キターブ」;壁としてのジャウィ、橋としてのジャウィ―東南アジア・ムスリムの社会と言語;アラビア語と【】スペイン語のはざまで―モリスコたちの言語と文化;現代ウイグル文化の歩み道―中華の波の中にある言語;「東」と「西」の架け橋―グルジア語の世界)
著者等紹介
佐藤次高[サトウツギタカ]
早稲田大学文学学術院教授・東京大学名誉教授
岡田恵美子[オカダエミコ]
日本イラン文化交流協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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