社会運動という公共空間―理論と方法のフロンティア

社会運動という公共空間―理論と方法のフロンティア

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  • サイズ A5判/ページ数 270p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784792360818
  • NDC分類 309
  • Cコード C3036

内容説明

本書は、欧米を中心とする1990年代以降の社会運動の今日的状況と社会運動論の理論動向・実証的展開をふまえて、今日の社会運動論の到達点と理論的課題を明らかにすることをめざしたものである。

目次

序章 社会運動と社会運動論の現在
第1章 争議のサイクルとレパートリーから見る社会変動
第2章 社会運動と集合的アイデンティティ―動員過程におけるアイデンティティの諸相
第3章 イベント分析の展開―政治的機会構造論との関連を中心に
第4章 社会運動のフォーマルモデル―政治的機会構造のメカニズム
第5章 モダニティの変容と社会運動
第6章 グローバル化と社会運動
終章 社会運動論の回顧と展望

著者等紹介

曽良中清司[ソラナカセイジ]
1935年北海道生まれ。1959年早稲田大学第一文学部哲学科社会学専修卒業。1964年早稲田大学大学院文学研究科社会学専攻博士課程修了。現在、早稲田大学教育学部教授

長谷川公一[ハセガワコウイチ]
1954年山形県生まれ。1977年東京大学文学部社会学専修課程卒業。1983年東京大学大学院社会学研究科博士課程社会学専攻単位取得退学。2004年東京大学大学院人文社会系研究科から博士(社会学)学位取得。現在、東北大学大学院文学研究科教授

町村敬志[マチムラタカシ]
1956年北海道生まれ。1979年東京大学文学部社会学専修課程卒業。1984年東京大学大学院社会学研究科博士課程社会学専攻中退。現在、一橋大学大学院社会学研究科教授

樋口直人[ヒグチナオト]
1969年神奈川県生まれ。1994年一橋大学社会学部卒業。1999年一橋大学大学院社会学研究科博士課程中退。現在、徳島大学総合科学部講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たけ

1
理論の概要を勉強する上で非常に有益な本だと思いました。 解説も難しすぎず、運動論を概説の一部として勉強した後などに読むと特にわかりやすいと思います。 特にモダニティの変容の所が大変わくわくしながら読めました。運動論のみならず他の分野でも頻出のギデンズやベックなどが主役です。今まで分からなかったことが「ストン」と腑に落ちる感覚がありました。2017/02/20

本を読む日々

0
タイトルに惹かれて読んだ。が、本当に難しい。そもそも日本が立ち後れている分野なので、参考文献も外国語だらけ。本当に興味がある所だけ抜き出して読む、それがもっとも良いかも。概要だけ知りたかったら、序章だけ読むのもあり。2012/11/29

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