目次
第1部 誤振込みと財産犯(過剰入金と財産犯;誤振込みと財産犯の解釈および立法―ドイツおよびスイスの議論を素材にして;誤振込みを知った受取人がその情を秘して預金の払戻しを受けた場合と詐欺罪の成否;誤振込みと財産犯・再論;キャッシュカードを詐取された被害者によるキャッシュカードの詐取;振り込め詐欺に利用された口座からの払戻しと財産犯;阿武町誤振込み事件第1進判決の問題性について)
第2部 「財産」に対する罪としての詐欺(証拠証券の受交付と詐欺罪;詐欺罪における不法領得の意思について;譲渡・売却目的を秘した銀行口座開設に詐欺罪の成立が認められた事例―最三決平成19・7・17刑集61巻5号521頁;暴力団員のゴルフ場利用と詐欺罪;挙動による欺罔と詐欺罪の故意 ほか)
著者等紹介
松宮孝明[マツミヤタカアキ]
1958年滋賀県に生まれる。2023年立命館大学大学院法務研究科特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 世界地図めいろブック