目次
第1部 刑事訴訟法・裁判員制度(Miranda法理における「権利行使/権利放棄」―取調べへの弁護人立会いに関する議論への示唆;被疑者取調べの録音・録画制度について―取調べのさらなる適正化に向けて;証拠排除申立適格論の意義;デジタル証拠と伝聞法則―eHearsay理論を手がかりに;裁判員制度および検察審査会強制起訴制度下における量刑基準と起訴基準の連続性と非連続性―法定量刑基準論・法定起訴基準論序説;量刑不当の構造論的解釈と控訴審における取扱い;少年被告事件と裁判員裁判;裁判員辞退と「信教の自由」;犯罪論体系(三元的犯罪構造説)と裁判員裁判―派生的諸問題(違法性の実質及び評価の対象、故意の体系的地位)の検討を交えて)
第2部 刑法(法人の被害者性と利益原則;鉄道事故における企業幹部の刑事責任をめぐる諸問題―JR福知山線脱線転覆事故最高裁決定を契機として;詐欺罪における故意の認定について)
著者等紹介
中空壽雅[ナカゾラトシマサ]
明治大学法学部教授
上野正雄[ウエノマサオ]
明治大学法学部教授
辻脇葉子[ツジワキヨウコ]
明治大学専門職大学院法務研究科教授
黒澤睦[クロサワムツミ]
明治大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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