目次
第1章 RJとは何か(RJとは何か;被害者の視点から見たRJ)
第2章 「対話する主体」とRJ(「人称の視点」と「対話する主体」;刑事司法とRJにおける人称の問題;「コミュニティに内包される自己」と「対話する主体」;「対話」によって実現される正義;「対話する主体」とジェンダー)
第3章 「対話する主体」と性暴力(性暴力被害者のトラウマと「沈黙」;性暴力被害者の「回復」と「語る主体」;性暴力被害者の「告発」と「語る主体」;「対話する主体」の是非をめぐって;性暴力被害者の主体の三項関係)
第4章 「対話する主体」と性暴力事例におけるRJ(性暴力事例におけるRJ実践の展開;「回復する主体」「告発する主体」から「対話する主体」へ;性暴力被害者はなぜ「対話」を望むのか)
第5章 「対話」の後に何が起きるのか(「修復的対話」と「解体的対話」;「赦し」とコミュニティの役割)
著者等紹介
小松原織香[コマツバラオリカ]
1982年兵庫県に生まれる。2005年同志社大学文学部卒業。性暴力被害者の支援活動に関わり、2010年同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科へ進学。修士号取得を経て、2016年大阪府立大学大学院人間社会学研究科博士後期課程修了、博士(人間科学)。現在、同志社大学社会学部嘱託講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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