内容説明
本書は、日本の別件逮捕・勾留に相当するイギリスの捜査方法であるホールディング・チャージ(holding charge(s))について、著者のこれまでの研究を1冊の形にまとめたものである。別件逮捕・勾留問題との関係でイギリスの状況を詳しく述べている。
目次
第1章 旧裁判官準則期におけるホールディング・チャージ(リー委員会以前の状況;リー委員会;リー委員会以後の状況;考察)
第2章 新裁判官準則期におけるホールディング・チャージ(裁判所の判断;学説など;議論の整理と今後の課題)
第3章 1984年警察・刑事証拠法制定過程期におけるホールディング・チャージ(フィリップス委員会;警察・刑事証拠法案議会審議;考察)
第4章 1984年警察・刑事証拠法期におけるホールディング・チャージ(裁判所の判断;学説など)
終章(2003年実務規範改正前の状況;2003年実務規範改正後の状況)
著者等紹介
和田進士[ワダノブヒト]
大阪学院大学法学部准教授。博士(法学)(立命館大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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