目次
序章 砂糖の歩んだ略史―植民地時代から現代まで
第1章 日本製糖業の現状と課題について(前半)―縮小する市場と経営環境
第2章 日本製糖業の現状と課題について(後半)―糖価調整法と甜菜・サトウキビの現状
第3章 日本・キューバ貿易と米国の対日政策―1960年代キューバ糖をめぐる3か国の外交姿勢とナショナリズム
第4章 中米糖業の成長要因について―エルサルバドル、グアテマラ、ニカラグアの定性・定量分析
第5章 ハバナ憲章(1947年)とキューバ砂糖外交―ITO(国際貿易機関)会議はなぜハバナで開催され、日本はハバナ憲章をどのように受け止めたのか
第6章 国際砂糖協定の軌跡―輸出大国キューバの退場と輸入大国日本の凋落
著者等紹介
田中高[タナカタカシ]
1957年大阪府生まれ。1981年早稲田大学政経学部経済学科卒業後、筑波大学大学院地域研究科修士課程修了、神戸大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得満期退学。国連開発計画(UNDP)職員、在ニカラグア日本大使館専門調査員、四日市大学を経て、2000年より中部大学国際関係学部教授。ハバナ大学キューバ経済研究所客員研究員、オハイオ大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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