内容説明
本書は21世紀に入り、20世紀の負の遺産とみなされる様々な政治・経済分野での根深い確執が、一挙にその臨界点を超えたかのように噴出し始めた頃からの企業社会の変革状況を、ひと・もの・カネ、そして情報ネットワークの世界的な再構築や徹底した合理化及び物流を中核とした経営効率化の意図する方向性と目標(到達点)を明らかにしようとしたものである。
目次
第1章 アメリカの企業文化
第2章 企業社会の構造変革―大企業からの離脱
第3章 経営者精神の継承と変革
第4章 21世紀の企業経営
第5章 産業構造改革と総合物流化施策
第6章 新総合物流施策大綱
第7章 トップ・マネジメントと商法改正―忍び寄る法社会への胎動
第8章 企業経営と新日本戦略―物流改革と法制度改革への視点
著者等紹介
大島俊一[オオシマトシカズ]
1951年兵庫県に生まれる。1978年中京大学大学院商学研究科博士課程修了。同年、鈴鹿短期大学専任講師。1990年中部大学経営情報学部助教授。1995年同教授。1996年中部大学産業経済研究所長。1998年商学博士。専攻は経理管理論、経営学
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