内容説明
本書は、特に景気循環ないしは景気変動の問題を考察の対象とする。自らマクロモデルを構築して、景気循環の問題を分析すると同時に、マクロ経済学の理論的発展を展望し、マクロ経済政策の有効性について検討する。
目次
マクロ経済学
古典派のマクロ経済理論
ケインズ派のマクロ経済理論
マクロ経済政策の有効性
新しい古典派マクロ経済学
リアル・ビジネス・サイクル理論
ニュー・ケインジアンの経済学
効率賃金と雇用・生産の決定
マンデル=フレミング・モデルの吟味と展開
対外資産とマクロ経済政策
マンデル2国モデルの再検討
国際的な経済相互依存と政策協調
残された課題