目次
第1章 「中国夢」―習時代が求める「信仰」のかたち
第2章 「案例指導」の現状と機能―中国的司法の「権威」と「信頼」
第3章 「依法治国」と司法改革―中国的司法の可能性
第4章 宅地使用権問題とその周辺―物権法制定における議論を中心に
第5章 中国における公法と私法の関係―「美濃部理論」を手がかりに
第6章 中国における住民参加の現状と機能
第7章 「信訪」の二面性―制度と現実が示すもの
第8章 中国の行政不服審査制度改革―上海市行政不服審査委員会の調査を中心に
第9章 「中国夢」的「一国二制度」―香港の「宣誓風波」事件をめぐって
第10章 協商民主と信用社会―中国夢の「人民」と「公民」
著者等紹介
但見亮[タジミマコト]
1993年早稲田大学法学部卒業。華東政法学院修士課程進修、早稲田大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。早稲田大学比較法研究所助手、早稲田大学アジア研究所客員講師、早稲田大学法学学術院助教を経て、2010年一橋大学法学研究科講師。上海交通大学訪問学者、一橋大学法学研究科准教授を経て、一橋大学法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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