ジャーナリズムは歴史の第一稿である。―「石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞」記念講座2018

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ジャーナリズムは歴史の第一稿である。―「石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞」記念講座2018

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  • サイズ 46判/ページ数 318p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784792333829
  • NDC分類 070.4
  • Cコード C1030

出版社内容情報

政府が記録を隠蔽し、改竄し、そして抹消する。ネット上では真偽不明の情報が次々と拡散される。民主主義が根底から揺さぶられる中、ジャーナリズムが果たすべき役割とは何か。 日報隠蔽、沖縄問題、外国人労働者、そしてフェイクニュース……。それぞれの「第一稿」から現代日本の課題を鮮やかに照射する。

目  次

序章 「歴史の第一稿」が問いかけること… ………… 早稲田大学政治経済学術院教授(本賞選考委員):瀬川 至朗 (3)

第一部 公文書問題を問い直す 
1 日報隠蔽問題の本質とは何か… ………………………… NHK報道局社会部副部長:吉田 好克 (21)
2 公文書から見た戦後日米関係の一断面… ……………………… 朝日新聞編集委員:奥山 俊宏 (41)
3 「ある文民警察官の死」が問いかけるもの……………… NHK大型企画開発センターチーフ・プロデューサー:三村 忠史 (65)

第二部 「真実」をいかに掘り起こすか
4 東芝事件は起こるべくして起きた… …………………… 月刊「FACTA」編集人:宮? 知己 (89)
5 土壌汚染地図が示す沖縄の現在………… 琉球朝日放送報道制作局報道部ニュースデスク兼調査報道担当記者:島袋 夏子 (109)
6 富山市議会 腐敗の深層……………………………… チューリップテレビ報道記者:砂沢 智史 (131)

第三部 日本は弱者に優しいか
7 移民ネグレクト大国 日本………… 西日本新聞社編集局社会部デスク・遊軍キャップ:坂本 信博 (153)
8 精神障害者と共生する社会を目指して… ………… 南日本新聞編集委員兼論説委員:豊島 浩一 (177)
9 過去ではない水俣。遠くない水俣… …………… 熊本日日新聞社編集局熊本総局次長:石貫 謹也 (199)

第四部 ジャーナリズムの新たな可能性
10 戦場はネットへ 二〇一八年のジャーナリズム………………………… BuzzFeed Japan創刊編集長:古田 大輔 (221)
11 ボクシングから読み直す日本─フィリピン関係史… ……関東学院大学兼任講師:乗松  優 (243)
12 キルギスの誘拐結婚、ヤズディから日本人妻へ… …… フォトジャーナリスト:林  典子 (265)

終章 いま求められる「検証のジャーナリズム」… … 早稲田大学政治経済学術院教授(本賞選考委員):瀬川 至朗 (285)

あとがき (301)
既刊紹介 (14)
本賞選考委員 (13)
「石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞」受賞者 (4)
執筆者紹介 (1)

瀬川 至朗[セガワシロウ]
著・文・その他/編集

吉田 好克[ヨシダヨシカツ]
著・文・その他

奥山 俊宏[オクヤマトシヒロ]
著・文・その他

三村 忠史[ミムラタダシ]
著・文・その他

宮? 知己[ミヤザキトモミ]
著・文・その他

島袋 夏子[シマブクロナツコ]
著・文・その他

砂沢 智史[スナザワサトシ]
著・文・その他

坂本 信博[サカモトノブヒロ]
著・文・その他

豊島 浩一[トヨシマコウイチ]
著・文・その他

石貫 謹也[イシヌキキンヤ]
著・文・その他

古田 大輔[フルタダイスケ]
著・文・その他

乗松 優[ノリマツスグル]
著・文・その他

林 典子[ハヤシノリコ]
著・文・その他

内容説明

公文書の隠蔽と改竄。真実が軽んじられる時、民主主義はどう生き残れるか。

目次

「歴史の第一稿」が問いかけること
第1部 公文書問題を問い直す(日報隠蔽問題の本質とは何か;公文書から見た戦後日米関係の一断面 ほか)
第2部 「真実」をいかに掘り起こすか(東芝事件は起こるべくして起きた;土壌汚染地図が示す沖縄の現在 ほか)
第3部 日本は弱者に優しいか(移民ネグレクト大国 日本;精神障害者と共生する社会を目指して ほか)
第4部 ジャーナリズムの新たな可能性(戦場はネットへ 二〇一八年のジャーナリズム;ボクシングから読み直す日本―フィリピン関係史 ほか)
いま求められる「検証のジャーナリズム」

著者等紹介

瀬川至朗[セガワシロウ]
岡山県生まれ。東京大学教養学部教養学科(科学史・科学哲学)卒。毎日新聞社でワシントン特派員、科学環境部長、編集局次長、論説委員などを歴任。現在、早稲田大学政治経済学術院教授。本賞選考委員、本賞記念講座コーディネーター、早稲田大学ジャーナリズム大学院(大学院政治学研究科ジャーナリズムコース)プログラム・マネージャー。ファクトチェック・イニシアティブ(FIJ)理事長。専門はジャーナリズム研究、科学技術社会論。著書に『科学報道の真相―ジャーナリズムとマスメディア共同体』(ちくま新書、2017年(科学ジャーナリスト賞2017を受賞))などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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sasha

5
勝手に「言論四天王」と名付けて敬愛しているひとりが石橋湛山。その湛山の名を冠したジャーナリズム賞は創設時から受賞作品に注目していたが、早稲田大学の学生向けに行われていた記念講義とそれが書籍として出版されていたことは知らなかった。前年の受賞者やファイナリストによる講義は、どれも優れた調査報道であり、このような送り手がいると思うとジャーナリズムの未来はまだまだ希望があると感じる。特に日米の公文書の相違点、公文書の取り扱いに対しての意識の格差には日本は情報公開後進国なんだと痛感した。2019/01/22

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