内容説明
戦前から現在に至る日本地方自治の思想と実践に大きな足跡を残した人物の再発掘シリーズ第6巻。日本の地方自治に関するこれまでの文献の論述・分析をより豊かなものにする、注目の書である。
目次
序章 地方自治と政党政治の関係をめぐる諸見解
第1章 明治地方自治制度の形成と政党政治不要・排除論―超然主義者の山県有朋とA.モッセ、井上友一
第2章 社会主義者の都市自治観と政党政治不要・排除論―安部磯雄・片山潜から大山郁夫へ
第3章 自由主義者の地方自治観と政党政治不要・排除論―吉野作造と田沢義鋪
第4章 自由主義者・長谷川如是閑の国家論と都市自治論
終章 地方自治における政党政治の不可避・必然論
著者等紹介
佐藤俊一[サトウシュンイチ]
1943年山形県出身。中央大学法学部卒業、同大学院法学研究科博士課程満期退学、中央大学非常勤講師、群馬大学助教授、中京大学教授を経て、東洋大学法学部教授、法学部長・副学長を歴任、2014年に淑徳大学を退職。法学博士(1997年、中央大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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