目次
第1章 国連創設後に締結された各種安全保障関連条約とその共同防衛条項の二類型―正当性の根拠としての集団的自衛権
第2章 普遍的国際機構創設への布石と課題
第3章 戦後構想に向けた各種草案とダンバートン・オークス提案―地域主義の復活と普遍主義との相克
第4章 チャプルテペック協定と地域主義―中南米諸国の挑戦
第5章 ダレスの基本的世界観と国際平和秩序構想
第6章 ダレスの教会活動による平和―「公正且つ永続的な平和」の実現を目指して
第7章 ダレスの集団安全保障観とその軌跡―道徳性と非軍事的措置へのこだわり
第8章 ダンバートン・オークス提案の第八章関連条項の修正―憲章第五十一条の創設と二国間同盟の行方
第9章 サンフランシスコ国際会議におけるダレス
補遺 アメリカの超党派外交に関する若干の考察
著者等紹介
肥田進[ヒダススム]
1942年兵庫県生まれ。1967年京都大学法学部卒業。1967~1973年住友化学工業株式会社調査部。1980年早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程修了。1980~1981年(財)平和安全保障研究所。1981年名城大学法学部専任講師。1985~1986年プリンストン大学客員研究員。現在、名城大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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