内容説明
「道州制」が世界で話題となっている。その文脈をインド、台湾などのアジアの国や地域、フランス、ドイツ、アメリカ、英国、そして日本の歴史や実態、自治体実践に尋ね、国際比較のうちに考える。
目次
第1章 総論:道州制とは何か
第2章 連邦制の諸問題―ドイツの歴史的経験から
第3章 中央集権国家における道州制(レジオナリスム)―フランスの場合
第4章 複合国家イギリスの成り立ち
第5章 合衆国の連邦制・地方自治制―日本の道州制構想との対比
第6章 行政州から自治州へ―南アジア多民族国家の連邦制
第7章 台湾:台湾版「平成の大合併」と「一国両制」をめぐって
第8章 道州制論の系譜―昭和戦前・戦後の構想
第9章 地方分権と道州制の経済学
第10章 第二期地方分権改革と道州制―広島県が目指す分権型社会の実現に向けて
著者等紹介
川崎信文[カワサキノブフミ]
広島大学社会科学研究科教授(行政学)
森邊成一[モリベセイイチ]
広島大学社会科学研究科教授(日本政治史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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