目次
第1部 近代国家の起源から現代に至るまでの対外関係における政治権力(近代国家の基礎―新たな権力配分の個別主義的な諸結果;国家の確立―ウェストファリア条約以後の増大する政治の優位;ウィーン会議から第一次世界大戦までの国際法;戦期間(1919-1939年))
第2部 国際関係における権力と法の一般的関係(政治的事実―その基準 政治的紛争 政治的緊張―その多様な形式;「国際共同体」は存在するか―問題の設定;主権と国際機構;権力の人間的な目的)
第3部 実定国際法における法および権力の集中と緊張(実定国際法の形成における社会的要素と政治的要素;国際秩序における国家;国家間関係;国際関係における実効性;武力行使と平和的変更)
第4部 国際紛争の解決(審査委員会と調停委員会(部分的な非政治化)
義務的仲裁裁判の政治的障害
司法的解決―国際司法裁判所
司法的解決と国際法の発達)
著者等紹介
長谷川正国[ハセガワマサクニ]
1946年千葉県佐倉市に生まれる。1981年早稲田大学法学研究科博士課程満期退学。福岡大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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