言語権の構造―英米法圏を中心として

言語権の構造―英米法圏を中心として

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  • サイズ A5判/ページ数 356p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784792331580
  • NDC分類 802
  • Cコード C3039

内容説明

本書は、カナダの言語権問題からヴァヌアツの国語・公用語問題まで、その時々の諸事情の中で現れた言語権を巡る諸問題を取り上げ、コモン・ロウと英語支配の国々の言語をめぐる諸問題の中から、憲法や言語法の形成という一時点で切り取って、言語権の性格や構造を分析しようと試みたものである。

目次

序章 言語権とは何か
第1章 カナダにおける言語権問題序説
第2章 二言語二文化委員会と公用語問題
第3章 トルドー首相によるカナダ憲法修正案と言語権
第4章 1982年カナダ新憲法と二言語教育権
第5章 ケベック問題と言語権
第6章 マニトバ学校問題と言語権
第7章 カナダ多文化主義法と言語権
第8章 アイルランド、ウエールズにおける言語権
第9章 ニュージーランドにおけるマオリ言語権
第10章 ニュージーランド・マオリ言語法とテレビ訴訟
第11章 カリフォルニア州民投票と言語権―提案227号をめぐって
第12章 ヴァヌアツ憲法における国語公用語問題

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