目次
第一章 現代ドイツの所有権概念(ドイツ民法典の抽象的所有権概念;ドイツ民法典施行後に展開された所有権学説;法律による所有権制限と所有権概念との関係)
第二章 近世私法史における分割所有権の生成と展開(注釈学派Glossatorenによる分割所有権理論;自然法における分割所有権;18世紀末の自然法的諸法典における分割所有権;分割所有権の衰退)
第三章 ゲルマン法学の所有権概念―オットー・フォン・ギールケのドイツ的所有権の生成と展開(オットー・フォン・ギールケの「ドイツ的所有権」の概要;ギールケ以前のゲルマン法学の所有権理論;ギールケのドイツ的所有権;20世紀におけるドイツ的所有権の展開)
第四章 明治日本の民法典編纂における所有権概念―ボワソナードの自然法的所有権(地租改正;ボワソナード民法典(旧民法典)の編纂
法典論争
明治民法典の編纂)
第五章 学説による明治民法典施行後の展開(自然法的所有権理論からの転換;社会的所有権;資本主義的所有権)
著者等紹介
田口勉[タグチツトム]
1956年 秋田県生まれ。現在、神奈川大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
3
主題:独法史+日本法史=所有権概念の歴史的変遷の解明。時代:中世→近代→現代。起源:ローマ法+ゲルマン法=ドイツ所有権概念の重層的基礎。近代化:中世的旧概念-封建的・身分的制約+資本主義経済の要請=近代的絶対所有権。原則:物権法定主義=権利の明確化。現代化:絶対的権利-権利濫用禁止+公共の福祉適合+環境保護制約=現代的・相対的所有権への大幅な変容。影響関係:比較:独法史⇔日本法史の比較・連関の精緻な分析。実践的継受:西洋近代新理論+日本の伝統的社会的土壌=日本独自の所有権理論の構築・解釈の展開2026/04/27
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