目次
第1編 有価証券法と民法の交錯(指図債権の裏書譲渡と権利移転的効力について―民法四六九条論・序説;改正民法における「有価証券」 ほか)
第2編 手形法と民法の交錯(手形法と民法の交錯;ジュネーブ手形法統一条約の受容 ほか)
第3編 無因的法律行為と人的抗弁(支払に代えてなす手形行為と更改―民法五一三条二項後段の意義;神戸寅次郎博士の無因契約論―現代手形抗弁論のために ほか)
第4編 手形法と民事手続法の交錯(手形の除権判決と善意取得者の権利(最判平成一三年一月二五日民集五五巻一号一頁)
いわゆる私製手形による手形訴訟が手形制度および手形訴訟制度の濫用(悪用)として却下された事例(東京地判平成一五年一〇月一七日判時一八四〇号一四二頁))
著者等紹介
高田晴仁[タカダハルヒト]
昭和40年10月14日富山市生まれ。昭和59年聖光学院高校(横浜市)卒業。昭和63年早稲田大学法学部卒業。平成4年早稲田大学大学院法学研究科修士課程修了。平成7年慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学、慶應義塾大学法学部専任講師。平成10年慶應義塾大学法学部助教授。平成20年慶應義塾大学法学部教授。平成23年慶應義塾大学大学院法務研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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