目次
1 担保責任と損害賠償(権利の担保責任と権利移転の「不能」について―裁判例の検討;権利の担保責任と損害賠償―裁判例の検討;損害賠償と損害の表象)
2 弁済者代位と求償権(物上保証人に対する担保権の代位と求償権の時効中断;「自己の権利に基づいて求償することができる範囲」(民法五〇一条柱書)と民事再生手続―大阪地判平成二一年九月四日を契機として
倒産手続と弁済者代位―二つの最高裁判決に即して)
3 相殺の担保的機能(「相殺の担保的機能」について―判例を読み直す;債権譲渡と相殺―判例を読み直す;補論―民法(債権法)改正と相殺・差押え・債権譲渡)
著者等紹介
〓橋眞[タカハシマコト]
1954年生まれ。1978年京都大学法学部卒業。1983年京都大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。香川大学法学部助教授、京都大学教養部(のち総合人間学部)助教授を経て、大阪市立大学大学院法学研究科教授。京都大学博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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