出版社内容情報
「第1部 法的価値判断に関する研究」と「第2部 AIによる紛争解決支援の基礎研究」という構成で、 AIと法律家の関係の将来像を分析・検討し、 課題の克服と問題解決を試みる論文集。
平田 勇人[ヒラタ ハヤト]
著・文・その他
目次
第1部 法的価値判断に関する研究(信義則をめぐる背景知識の体系的整理;民事調停のあり方について―法乖離型と法志向型の対立をめぐって;判断における法的価値関数について―法創造教育への活用;民事調停の基層にあるもの;当事者の視点に立った調停技法 ほか)
第2部 AIによる紛争解決支援の基礎研究(オンラインADR対応型の法律エキスパートシステムの展望;論理法学とオンラインADR;コンピュータによる調停支援の可能性;話題の流れに着目したリフレーミング検出;法的価値の重み付け ほか)
付録「英文論文のアブストラクト」
著者等紹介
平田勇人[ヒラタハヤト]
香川県生まれ。中央大学法学部法律学科卒業。広島大学大学院法学研究科修士課程修了(法学修士)。名古屋大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学(民法専攻)。東京工業大学大学院総合理工学研究科博士後期課程単位取得退学(知能システム科学専攻)。博士(法学・明治学院大学)。裁判所民事調停委員。元・愛知産業大学教授。現在、朝日大学法学部(兼)大学院法学研究科教授。法学部長(兼)大学院法学研究科長を歴任(2013年4月1日~2017年3月31日)。日本経営実務法学会副理事長。2度の在外研究(ケンブリッジ大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。