成文堂選書 共同不法行為法論

前田 達明/原田 剛【著】

成文堂（2012/02発売）

• サイズ B6判／ページ数 267p／高さ 20cm
• 商品コード 9784792326173
• NDC分類 324.55
• Cコード C3032

内容説明

複数不法行為者が因果関係不存在あるいは不明のときにも、責任を負わされる帰責根拠論について必読の画期的労作。

目次

第１章　議論の前提
第２章　民法第７１９条の解釈論の展開（法解釈の方法；民法第７１９条の「立法者意思」；民法第７１９条の「法意」；民法第７１９条の「歴史的変化」）
第３章　民法第７１９条の判例分析（公害訴訟における民法第７１９条の解釈論；薬害訴訟における民法第７１９条の解釈論；じん肺訴訟における民法第７１９条の解釈論）
第４章　民法第７１９条の判例法理（「強い関連共同性」（民法第７１９条第１項前段）の判例法理
「弱い関連共同性」（民法第７１９条第１項後段）の判例法理）
第５章　結論

著者等紹介

前田達明［マエダタツアキ］
１９４０年京都市に生まれる。１９６４年京都大学法学部卒業。１９７９年京都大学教授。京都大学法学博士。現在、京都大学名誉教授

原田剛［ハラダツヨシ］
１９５６年岡山県に生まれる。１９７９年大阪市立大学法学部卒業。１９９７年京都大学大学院法学研究科民刑事法専攻博士後期課程指導認定退学。２００６年成城大学法学部教授。現在、関西学院大学法学部教授。京都大学博士（法学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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