内容説明
本書では、商取引において「信用」が有する意義を重視する立場から、信用の供与・利用を中心とするカード取引、および預金者からの巨大な受信を背景に蓄積される銀行の与信の側面にまで説明を拡げ、銀行取引および銀行営業について、その内容の大綱を示した。「支払承諾」に関し、商業信用状についても説明を加えている。そのほか、公開買付けの制度の説明を整備し、事項索引を新たに付けた。
目次
商行為の意義
商行為の種類と一方的商行為
商行為に関する通則
普通取引約款
約款法の理論
約款の解釈・条項の合理性
有価証券の意義
有価証券を性格づける要素・属性および類別
有価証券の流通と喪失
商事売買〔ほか〕