内容説明
本書は、海上物品運送人の責任をめぐる若干の問題について、著者のこれまでに発表した八本の論文を纏めたものである。
目次
第1章 航海過失免責の生成過程―ハーター法以前の協定船荷証券条項を中心として(はじめに;汽船航海揺籃期における英国の状況;国際法改良編纂協会を中心とする書式制定作業 ほか)
第2章 運送人の責任制限と「公平な機会」法理(はじめに;運送人責任制限規定の沿革;米国における「料率選択権」法理の生成とその意義 ほか)
第3章 運送人責任制限とその排除(はじめに;英法における責任制限の排除;米法における責任制限の排除 ほか)
第4章 コンテナ運送法の展開(はじめに;コンテナ甲板積み運送と運送人の責任;コンテナ運送と運送人の責任制限)
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