民事訴訟法のアポリア

民事訴訟法のアポリア

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  • サイズ B6判/ページ数 142p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784792322519
  • NDC分類 327.2
  • Cコード C3032

内容説明

本書は、ひととおり民事訴訟法の基礎を勉強した司法試験の受験生諸君が、民事訴訟法理論の中で難問中の難問(ギリシャ語でアポリア)といわれている問題について、自らの頭で思考を深めることができるよう、学説と判例の対立点を明らかにしながら、民事訴訟法の理論を考察することを目的としている。

目次

1 当事者確定論はなぜ任意的当事者変更論と交錯するのか
2 選定当事者と当事者能力はどのような関係にあるか
3 新堂教授の手続保障論はなぜ一部請求を否定するのか
4 新訴訟物論者は手形訴訟の訴訟物についてなぜ対立するのか
5 井上教授の第三の波理論は弁論主義をどのように説明するのか
6 主張責任と証明責任は一致しないという前田説の意味は何か
7 権利自白はなぜ難しいのか
8 既判力の客観的範囲と時間的範囲とはどのような関係にあるのか
9 口頭弁論終結後の「承継人」の基準としての適格承継説とは何か
10 共同訴訟人独立の原則における新堂教授の「主張共通」理論とは何か
11 共有関係をめぐる固有必要的共同訴訟と通常共同訴訟の区別はなぜ難しのか
12 参加的効力説と新既判力説の違いは何か

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