内容説明
イスラーム原理主義とよばれる運動が世界中の人々の耳目を集めている。1947年、インド亜大陸におけるパキスタンの誕生という劇的な事件によって、パキスタンは今日のイスラーム原理主義を最も早く世界に示した国といえる。本書は、そのパキスタンの婚姻法を中心的素材として、イスラームにおける「法の近代化」のひとつのプロセスを明らかにしようとしたものである。
目次
序章 イスラームの法と政治
第2章 パキスタン・イスラーム婚姻法概説
第3章 パキスタン・イスラーム婚姻法の特質
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- 和書
- 生涯学習概論 (三訂)