内容説明
修復的司法は世界的に大きな潮流となっている。その理論と実践をリードしてきたブレイスウェイトの初期から近時までの論述を体系的に訳出。
目次
第1部 総論―修復的司法とは何か(修復的司法;恥と刑事司法;責任と修復的司法;法全体に対する修復的かつ応答的な司法(正義))
第2部 各論―修復的司法の具体的な取組みの事例(青少年育成サークル;男性性、暴力と共同体主義的制御;修復的司法と薬物濫用の新たな刑法;修復的司法と企業規制)
第3部 今後の課題及び展望(共和主義と修復的司法―説明と規範の接合;民主制、コミュニティ及び問題の解決;修復的司法の原理)
著者等紹介
ブレイスウェイト,ジョン[ブレイスウェイト,ジョン][Braithwaite,John]
オーストラリア国立大学教授・社会学博士
細井洋子[ホソイヨウコ]
東洋大学社会学部教授・博士(社会学)
染田惠[ソメダケイ]
法務省法務総合研究所室長研究官・博士(法学)
前原宏一[マエハラコウイチ]
札幌大学法学部教授
鴨志田康弘[カモシダヤスヒロ]
立正大学文学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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