内容説明
本書は、イギリスの状況を参照しながら、精神障害を有する犯罪者の処遇について検討を加えたものである。
目次
第1編 我が国における精神障害犯罪者の処遇(我が国における精神障害犯罪者処遇の現状と課題;強制入院の正当化根拠―精神保健法一九八七年改正;医療保護入院の新たな判定基準―精神保健福祉法一九九九年改正)
第二編 イギリスにおける精神障害犯罪者の処遇(イギリスにおける刑事政策の動向;イギリスにおける精神障害犯罪者の処遇;精神障害犯罪者の拘禁処遇―イギリスの動向;イギリスの精神保健法改正の動き;イギリスにおける精神障害犯罪者に対する治療)
重大な犯罪行為を犯した精神障害者の処遇について
著者等紹介
川本哲郎[カワモトテツロウ]
1974年中央大学法学部法律学科卒業。1985年同志社大学大学院法学研究科博士課程修了。1990年京都学園大学法学部専任講師、同助教授を経て、現在、京都学園大学法学部教授
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