目次
第1部 ルソーにおける自然法と実定法(ルソーの自然法思想;ルソー―自然法論者か、法実証主義者か;「一般意思は常に正しい」とはどのような意味か―二つの説の検討を通じて;用語法の諸問題と基本的な諸概念)
第2部 戦後日本憲法学における人権論の批判的検討―ルソーの善認識論に拠りつつ(人権の人間論的基礎づけに関する現状についての偶感;人権と直観―法実証主義憲法学への疑問;私のルソー研究史―最終講義を素材として)
著者等紹介
西嶋法友[ニシジマノリトモ]
博士(法学)。1946年福岡県福岡市に生まれる。1970年早稲田大学法学部卒業。1973/5年九州大学法学部助手。1981年九州大学大学院法学研究科博士課程単位取得。長崎大学商科短期大学部講師、同助教授を経て久留米大学法学部教授。1992/3年パリ第一大学に留学。2017年久留米大学定年退職。現在、久留米大学法学部特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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