出版社内容情報
「担税力」「所得」概念の多義性から、税法の基本原理である応能負担原則の問題点を解消するために、所得に法的な観点から一定の制限を加え、実行可能なものとすることを試みる論文集。
奥谷 健[オクヤタケシ]
著・文・その他
目次
第1部 客観的純所得課税の意義(市場所得税の生成と展開;市場所得における控除概念―基因原則による必要経費;必要経費控除の意義と範囲)
第2部 主観的純所得課税の意義(所得税における基礎控除と担税力;扶養にかかる人的控除と社会保険料負担―2005年1月11日連邦憲法裁判所判決の検討;居宅介護サービスと医療費控除)
第3部 その他の担税力をめぐる問題(課税の負担と上限―ドイツ連邦憲法裁判所2006年18日決定を手がかりとして;損害賠償金と非課税「所得」)
著者等紹介
奥谷健[オクヤタケシ]
広島修道大学法学部教授。2000年立命館大学大学院法学研究科公法専攻博士前期課程修了、修士(法学)。2001年島根大学法文学部講師。2003年島根大学法文学部助教授(2007年より准教授)。2011年広島修道大学法学部准教授。2014年広島修道大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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