目次
第1章 税法上の配当概念の現状分析(実現利益としての配当と、未実現損失としての配当落ち;本来の配当―株主たる地位に基づく支払い;みなし配当―税法上の法人資本・法人利益との連動;株主個人か、それとも株主集団か;配当への所得課税の性格―具体例の検討)
第2章 インテグレーションと税法上の配当概念(「二重課税」の排除と配当概念;日本における配当課税、法人課税の展開;配当概念の現代的課題)
第3章 税法上の配当概念の現代的課題―非正常な法人間配当の検討を中心に(IBM事件;アメリカ法;日本法への示唆と課題)
著者等紹介
小塚真啓[コズカマサヒロ]
岡山大学法学部准教授。京都大学法学研究科博士後期課程修了・京都大学博士(法学)。金沢大学法学系准教授を経て、2013年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。