内容説明
税法の問題は、税法の中から解答を探し出す。これが王道である。外からみて解釈などすると道を誤ることにもなりかねない。理くつに走つて答を引き出そうとすると邪道に陥るおそれなきにしもあらずである。心を澄まして税法に立ち向かえば、おのずから正解を得ることができる。税法は、国民から税を取り立てるためにあるのではない。無暗に取り立てさせないためにあるのである。本書は、著者久しぶりの評論集である。
目次
税法の基本
税負担うらおもて
税制の建て替え
納税義務のありなし
財政のなかの税制
税法と行政法とのかかわり
安心の税理士
著者等紹介
新井隆一[アライリュウイチ]
早稲田大学名誉教授・法学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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