内容説明
本書では、主として今日のような情報化の進んだ社会における法制度とか法的問題などについて紹介し、説明することを通じて、社会的責任を明らかにしていく。第二版では、個人情報の保護に関する法律および行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律が制定されたこと、このほか、本書で取り上げたその他のいくつかの分野でも新たな問題が生じたり、事情が変化したりして法律の制定や改正が行われたのに対応するために、とりあえず最小限必要と思われる部分について手直しを施した。
目次
第1部 情報社会と憲法原理(情報化の進展と名誉・プライバシーの保護;通信の秘密と通信傍受法;情報社会と自己情報コントロール権;情報公開制度)
第2部 情報社会の法と倫理(情報・通信にかかわる法的諸規制;取引形態の変化と法的諸問題;情報社会と知的財産権;情報社会と情報論理)
著者等紹介
藤井俊夫[フジイトシオ]
1946年1月千葉県に生れる。1968年3月早稲田大学第一法学部卒業。早稲田大学大学院法学研究科博士課程を経て、現在、千葉大学理事、教育学部長。法学博士
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