目次
不況で落ち着いた(?)民衆の暮らし振り―『ザ・エコノミスト』誌の「日本的異様」指摘に接して
「飲む・打つ・買う」が美徳になった…(?)―近代化に成功し豊かになって「世も末」に
国民は「主権在民」とともに安楽死…(?)―平成九年五月の一四歳少年による殺人事件から
フリーター感覚の国家・社会観が―相次ぐ一七歳犯罪にお手上げの憲法教育
「屍体」に群がる人びと―臓器移植で考える
プロとアマの違いを軽んじる風潮―ハイジャック事件の根は深い
「国民の義務」を軽視する憲法教育―「脱税のすすめ」がセールス手法になる世相
ドラマの脚本の出来事にされた戦争―戦後五〇年「記念」報道特集のおぞましさ
社交用ファッションになった「平和」―マスコミ報道一九九六年八月の異常
「戦争」報道の在り方に問題が―「戦中日本断罪」月間となった八月を振り返って〔ほか〕
著者等紹介
小林昭三[コバヤシショウゾウ]
昭和2年神奈川県に生まれる。昭和25年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。昭和40年早稲田大学教授。平成9年3月早稲田大学を定年退職し、現在、早稲田大学名誉教授。名城大学大学院法学研究科講師
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