出版社内容情報
文明の誕生から現代の環境破壊の問題まで45のテーマを取り上げ,史料・文学作品・歴史書などからの引用で興味深く読めるよう工夫.赤川次郎氏寄稿 「青春の中の世界史」より
僕の「歴史」に対する見方は、中学・高校の6年間、世界史を教えていただいた綿引先生から与えられたものです。
世界史の大きな「流れ」を教えることに力を注いでいた先生の授業は、特に中世ヨーロッパの世界にひかれていた僕にとっては、ドラマのように面白いものだったのです。
知的要求としての世界史(猿谷 要)
青春の中の世界史(赤川 次郎)
1 文明の誕生
2 ギリシア人の世界
3 すべての道はローマに通ず
4 古代インドへの旅
5 始皇帝の時代
6 草原とオアシスの世界
7 隋・唐帝国と民衆の生活
8 中国文化の成熟
9 モンゴル帝国の栄光と弱点
10 明の滅亡を招いた地下宮殿の皇帝
11 統一新羅と李氏朝鮮
12 砂漠にまきあがったイスラム旋風
13 アフリカには歴史はないのか
14 オスマン?トルコのコンスタンチノープル攻略
15 ムガル帝国の繁栄と悲惨
16 東南アジアの海洋王国
17 十字軍――貪欲な巡礼者たち
18 暗いヨーロッパから明るいヨーロッパへ
19 百年戦争――ヨーロッパ世界の転換期
20 ビザンチン帝国とロシアの黎明
21 イタリアのルネサンス
22 世界史の転換点となったコロンブスのアメリカ到達
23 アステカ・インカ両帝国の繁栄と滅亡
24 宗教改革とドイツ農民戦争
25 大英帝国発展の道を開いたイギリス革命
26 アメリカ合衆国の独立
27 ナポレオン=ボナパルトの生涯
28 鉄と石炭の時代
29 アメリカ合衆国の繁栄を支えた人びと
30 文学で綴る19世紀のポーランドとロシア
31 アヘン戦争・太平天国・セポイの乱と日本
32 欧米視察団の見た世界
33 太平洋分割をめぐるアメリカと日本
34 第一次世界大戦――反戦・平和運動を中心に
35 ロシア革命とソ連邦の成立
36 世界恐慌と植民地・従属国
37 ヨーロッパのファシズム
38 中国で日本人は何をしたのか
39 日本の朝鮮支配はどのようにおこなわれたか
40 植民地体制の総崩壊と新植民地主義
41 朝鮮・ベトナム戦争と日本
42 受難の民――ユダヤ人の歴史
43 戦争と平和の歴史
44 危機深まる宇宙船地球号
45 食物から見た世界の歴史
<人物を読む>
ハムラビ王/アレクサンドロス/スパルタクス/仏陀/司馬遷/冒頓単于/玄奘/朱熹/陳興道/鄭成功/李舜臣/イブン=バトゥータ/モシェシュ/スレイマン一世/アクバル大帝/ガジャ=マダ/リチャード一世/グレゴリウス七世/ジャンヌ=ダルク/イワン四世/ミケランジェロ/コルテス/サパタ/カルビン/ジェームズ二世/ワシントン/スタンダール/ブラッシー/ジョン=ブラウン/ドフトエフスキー/洪秀全/ビスマルク/アギナルド/アルフレート=クルップ/スターリン/F=ルーズベルト/ヒトラー/魯迅/安重根/ケニヤッタ/カストロ/ホ=チミン/ヘルツル/アインシュタイン/田中正造/マルサス
猿谷 要[サルヤ カナメ]
監修
綿引 弘[ワタヒキ ヒロシ]
著・文・その他
目次
文明の誕生
ギリシア人の世界
すべての道はローマに通ず
隋・唐帝国と民衆の生活
モンゴル帝国の栄光と弱点
アフリカには歴史はないのか
十字軍―貪欲な巡礼者たち
暗いヨーロッパから明るいヨーロッパへ
百年戦争―ヨーロッパ世界の転換期
イタリアのルネサンス
アステカ・インカ両帝国の繁栄と滅亡
宗教改革とドイツ農民戦争
大英帝国発展の道を開いたイギリス革命
アメリカ合衆国の独立
鉄と石炭の時代
アヘン戦争・太平天国・セポイの乱と日本
太平洋分割をめぐるアメリカと日本
第一次世界大戦―反戦・平和運動を中心に
ヨーロッパのファシズム
中国で日本人は何をしたのか
危機深まる宇宙船地球号〔ほか〕