内容説明
かつての節税対策を大幅に制限され、“もはや節税対策はない”とさえ言われています。ところが、バブル崩壊によって、この節税防止策の効果が薄れてきています。地価や株価の低い今が、事業と財産のスムースな継承と事業の発展を両立させる道を考えるべきチャンスなのです。本書には、今しかできない自社株対策を詳述しています。
目次
第1章 地価、株価下落時の自社株対策
第2章 自社株の相続税評価はどうするか
第3章 自社株の相続税対策
第4章 改正商法のあらましと中小企業の対応策
第5章 従業員持株会制度の導入と運営の仕方
第6章 第三者割当増資はどうすればよいか
第7章 自社株の評価・売買・事業承継
第8章 M&Aとしての株式対策
第9章 現物出資による増資・会社設立の仕方
第10章 自社株の買取請求の対応策
第11章 資本政策の立案
第12章 合併による自社株対策
第13章 不動産を株式の形で売買する方法
付録(株価鑑定評価書;検査役調査報告書;土地・建物譲渡〈債務付〉契約書)