出版社内容情報
これは、草稿、書簡などを含みほとんど全集といってよい内容で、八百ページの大冊のうち三百ページが水準の高い解題と註にあてられるなど、実に立派な内容で、その価格にも納得が行ったが.....。(立花隆『ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術』82頁、より)
内容説明
厳密なテキスト・クリティクや、専門誌の刊行、度重なる国際的なシンポジウムの開催などによって、いまや、世界のランボー研究は、まったく新しい段階を迎えている。その豊穣な成果を背景に、神話的な光芒に包まれるランボーの世界を、詳細な註解とあいまって、新鮮な日本語により、あたうかぎり正確に提示しようとする、画期的な試み。
目次
詩集
新しい韻文詩
愛の砂漠
地獄の一季節
イリュミナシオン
少年時代の作文
初期の散文と詩
高等中学でのラテン語作文
神父服の下の心
アルバム・ジュティック、アルバム・レガメー、淫行詩三題、小詩篇
ランボー作と見なされる作品
「福音書」の余白に書かれた散文
『地獄の一季節』反古草稿
書簡抄(1870~78)付・調書
解題と註