出版社内容情報
「魔術的思考」から現代の不合理をときあかす
願えばかならず現実が変わる、恋人と別れられないのは運命だから、事件の裏には陰謀があるはず……。ほんらい因果関係のない物事を結びつけて考えてしまう「魔術的思考(マジカルシンキング)」が、いまや過剰なまでに社会に浸潤している。情報過多とアルゴリズムに囲まれた現在、わたしたちはどのような認知バイアスにとらわれているのか? 日常生活から政治まであまねく広がる「考えすぎ」の構造に迫る。
【目次】
内容説明
好きなアーティストを崇拝するあまり、その人格全体を決めつけてしまう…ハロー効果。大きな出来事の裏にはかならず「陰謀」があるのだと信じ込んでしまう…比例バイアス。自分の意見や決断を後押ししてくれる情報のみを集めてしまう…確証バイアス。「やたら不安」な時代、だれもが思い込みにとらわれている。
目次
序章 過剰な魔術的思考とは? 現代の不合理性を理解するヒント
第1章 テイラー・スウィフトは私の母親? ハロー効果に関する考察
第2章 マニフェステーション 比例バイアスに関する考察
第3章 有害な恋愛もカルトの一種 サンクコストの誤謬に関する考察
第4章 悪口についての仮説 ゼロサム思考に関する考察
第5章 ネット上で最期を見送るということ 生存者バイアスに関する考察
第6章 渦巻く時間 親近錯覚に関する考察
第7章 詐欺師の心の内 自信過剰バイアスに関する考察
第8章 アンチが私をやる気にさせる 真実の錯覚効果に関する考察
第9章 遅刻したのは水星逆行のせい 確証バイアスに関する考察
第10章 ノスタルジー・ポルノ 衰退主義バイアスに関する考察
第11章 平凡な手作業愛好家という魔術 イケア効果に関する考察
著者等紹介
モンテル,アマンダ[モンテル,アマンダ] [Montell,Amanda]
ニューヨーク大学で言語学の学位を取得後、ロサンゼルスを拠点に作家として活動。言語学の観点からカルトを分析したCultish(邦訳『カルトのことば―なぜ人は魅了され、狂信してしまうのか』青木音訳、白揚社、2024年)は、ニューヨーク・タイムズ・ベストセラーにランクイン。『ニューヨーク・タイムズ』や『マリ・クレール』、『コスモポリタン』などへの執筆業のかたわら、ポッドキャスト「Sounds Like A Cult」のホストを務める
西川由紀子[ニシカワユキコ]
神戸女学院大学文学部英文学科卒業。ITエンジニア、青年海外協力隊(ベリーズ)を経て、立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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